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	<title>matsusama&#039;s Novel</title>
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		<title>信愛なる愛読者の皆様</title>

		<description>これにて、僕等の大紛争は終わらせていた…</description>
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			<![CDATA[ これにて、僕等の大紛争は終わらせていただきます。
続きが気になるような書き方で、申し訳ありませんがこれで完結とさせていただきます。

長い間のご愛読を本当に有難う御座いました。 ]]>
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		<title>消え去る希望</title>

		<description>「おい！一中のＰＣがハッキングされてる…</description>
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			<![CDATA[ 「おい！一中のＰＣがハッキングされてるぞ！」
　宏平が叫んだ、そしてゾロゾロと声に駆け付けたのは、駿、輝、遼だった。
「遼…来てくれたんだな…」
　遼は無言でうなずいた。そして、宏平はＰＣを指差した。ＰＣは名のものかに乗っ取られ謎の文字が書き込まれ行く…
そして、最後の一行が書き込まれたとき、全員の目から涙が零れ落ちた。
それは幻のようであった。ありえないような、現実味を帯びた幻。

そこにはたった一行書いてあった。

ただいま

　　　　　　fromカイジ
 ]]>
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		<dc:date>2012-12-09T13:04:55+09:00</dc:date>
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		<title>零れ落ちる未来</title>

		<description>静かな図書室に激しい破裂音が響いた。宏…</description>
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			<![CDATA[ 静かな図書室に激しい破裂音が響いた。宏平の拳が遼の頬を捕え、激しい音を立てたのだ。遼は顔色一つ変えずに再び同じ姿勢に戻る。
「なんで…なんでだよ…」
　宏平は本棚を殴りつけた、本がバラバラと本棚から落ちる。
「なんでそんなんになっちまったんだよ！！」
　宏平は遼の胸倉を掴みもう一度殴ろうとした瞬間、遼が口を開いた。
「カイジは…もういないんだ…」
　宏平の手がスルスルと降り、遼から手を放し、目から涙が零れ落ちた。

輝は校庭に立っていた。そう、カイジが死んだとされる場所だ。ゆっくりと花束を置き、手を合わせる、三十秒ほどの沈黙が続いた。
「松之木」ふいに名前を呼ばれ合掌をやめ振り向くと佐藤駿がたっていた。
「カイジが消え失せてから半年が経ったんだよな…」
　輝が黙ってうなずきその場を立ち去ろうとすると、駿が輝の肩を掴んだ。痛みが肩を通して伝わってきた。
「悲しんでてもなにもはじまれねぇぞ」
　駿はそれだけ言って手を放した。そして輝はゆっくりと立ち去った。 ]]>
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		<title>掌の世界</title>

		<description>カイジの消息が分からなくなってから半年…</description>
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			<![CDATA[ カイジの消息が分からなくなってから半年がたとうとしていた。少しずつみんなの心からは闇が薄れていっていたが、遼の心だけは今だにドス黒く淀んでいた。そしてその傷は癒されることなく遼の心の中を潜伏していた。
「最近さ、遼のやつホントになにも話さなくなっちまったよな」
　食堂で昼食をとりながら青年が隣の男子生徒につぶやきかけた、そして、男子生徒は昼食をもぐつきながらひとつうなずいた。
「カイジが死んでからすっかり笑顔が消えちまったんだ…。」
「なんか…気の毒だな」
　青年はうつむいた。

薄暗い図書室に埃だらけの本、空気もどんよりとした場所に杉田　遼はいた。そして彼の顔は表情がいっさいなくただなにもする様子もなく静かに俯いていた。
遼の顔から表情が消えたのは遼が退院してから間もない時だった。
「あの鈴音　海示…君？だっけか、その少年、あとかともなく消えていたらしいぞ」
「え…まぁあの出来そこない消えたても世間も大変よね」
　若い女性と若い男性のカップルが病院前で話していた。
「でき…そこない？」
　デキソコナイデキソコナイデキソコナイ遼の脳内にその言葉が突き刺さった。そして、遼からは感情がなくなった。
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		<dc:date>2012-12-04T17:29:28+09:00</dc:date>
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		<title>ハジマリ</title>

		<description>暗い通路。薄汚い天井、ネズミが這う道。…</description>
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			<![CDATA[ 暗い通路。薄汚い天井、ネズミが這う道。下水道の道をカイジは歩いていた。右足は手榴弾の爆風で深手を負っていた。
あの瞬間、カイジは最後の力を振り絞り、ハンドガンでロケットランチャーの弾の打ち抜いていたのだ。
そして爆風ののまれそうになりながらなんとかあとかともなく消えたように逃げ出した。だが、体は限界に達していた。静かに、その場に座り込む、ひんやりとした風がカイジに吹き付ける。

 ]]>
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		<dc:date>2012-11-30T18:26:55+09:00</dc:date>
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		<title>雨</title>

		<description>あれから、何時間がたっただろうか、遼は…</description>
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			<![CDATA[ あれから、何時間がたっただろうか、遼はカイジが居たであろう場所に立ち尽くした。雨がすでに遼を濡らしつくし、遼の涙は豪雨に流された。
誰かの暖かい手の感触が肩に伝わる、その感触は遼を包み込むように暖かい。遼は振り向くと、そこには、宏平がたっていた。
「ここで沈んでても、カイジはなにも喜ばない」
　遼は静かにうなずき、そのあと、視界がゆっくりとうすれていった。

真っ白な世界、この空間は？
白いベッドに白いカーテン、なにかもしろで統一されている。病院だ。そして、ベッドの近くには宏平が座っていた。
「目覚めたか、お前あのあといきなり倒れて大変だったんだぞ」
　遼は一言お礼をいい、起き上がった。体はすっきりとよくなっていたが気持ちは晴れなかった。カイジが、死んだ。この現実からは逃げられない、最愛のともをなくした。心の中は絶望で真っ黒に染まっていた。
「俺はもう迷わない、カイジのためにも俺は逃げない」
　遼は大きく意気込み、ゆっくりと、ベッドをあとにした。遼のさったベッドはぬくもりだけがひっそりと残っていた。宏平は優しく微笑み遼を追いかけた。

駿は目覚めた。朝の夕焼けがきれいに窓に反射して輝いている。どうやら、自分の部屋らしい。ちゅんちゅんとコトリが鳴いている。
駿は一階に繋がる階段を踏みしめ、一階に降りた。朝の定番、コーヒーの匂いが鼻孔を優しく刺激する、心地が良い。駿は机の上の新聞を手に取り広げた。

『中学二年生　鈴音　海示（１４）死亡　遺体　見つからず』
　駿は溜息をつき静かに新聞を丁寧に畳み込み、コーヒーを啜った。 ]]>
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		<dc:date>2012-11-22T18:33:44+09:00</dc:date>
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		<title>激闘</title>

		<description>爆発のケムリが収まった時、大柄の男は咳…</description>
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			<![CDATA[ 爆発のケムリが収まった時、大柄の男は咳払いを一つした。無傷。
「甘い。そんなんじゃこのキング様を倒せねぇよ」
　キングと名乗る男はロケットランチャーをカイジに向かって構えた。カイジは手榴弾の爆風で足を痛めている。
「終わりだ。第一中学校のボス、鈴音　海示」
「やめろ！！」
　遼がまた銃を撃つが、キングには全く効かない。そして、大きな衝撃と共に、大爆発が校庭で起こった。
遼のほほに涙が伝う。暖かく優しい滴が滴る。ケムリで黒く淀んだ空からは、白く濁った灰が降っていた。
キングは大きな笑い声をたてて学校を後にした。
跡形もなくなったカイジがいるはずの場所にはえぐれた大地と焦げた痕跡が生々しく残っていた。遼はただただ、静かに泣いた。
「どうして、どうして俺を置いて」
　涙はあふれ続け、灰が降っていた空からは大粒の雨が大量に降り出した。そして、雨に打たれた炎は陽炎を残してユラユラと揺れていた。
 ]]>
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		<dc:date>2012-11-17T16:13:07+09:00</dc:date>
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		<title>決戦</title>

		<description>あれは、昨夜の午後９時５０分、一中のＰ…</description>
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			<![CDATA[ あれは、昨夜の午後９時５０分、一中のＰＣに一通のメールが届いた。
『明日、午後５時丁度』
内容はそれだけだが、カイジ達にはメールの意味がはっきりと理解できた。決戦だ。
すでに一中の門には徹夜で張った有刺鉄線が学校の周りに張り巡らされている。そして、ブービートラップが全部１０箇所。しかけられている。
「宏平、銃弾の替えってどこにある？」
「あぁ、それならそこの段ボールの中だよ」
　カイジは段ボールの中から銃弾を取り出すと、替えのマガジンに詰め始めた。
宏平は時計を見る。午後３時４８分。約束の時間にはもう少し時間がある。宏平はゆっくりと瞳を閉じた。そして、銃を強く握りしめ、立ち上がった。

１１月×日午後４時５８分。時は満ちた。
ズシンと大きな音がなったと思えば、大柄な男がロケットランチャーで校門を破り捨てた。これを合図に遼は校舎の三階のトイレ窓から銃を構えた。
派手な銃声を鳴らしながら遼は弾がつきるまで銃を撃ち続けた。腕が銃の反動でびりびりと痛むが、気にしてはいられない。
「遼、ご苦労だった！」
　聞きなれた声がすると、カイジが校庭に走り出てきた、そして、手榴弾のピンを口で抜き、大柄の男に向かって投げた。
凄まじい轟音とともに、爆発が起こった。そして、校舎近くに植えてあった木々がパチパチと燃えている。 ]]>
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		<dc:date>2012-11-17T16:00:50+09:00</dc:date>
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		<title>準備</title>

		<description>暗く湿った小さな部屋に宏平は居た。この…</description>
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			<![CDATA[ 暗く湿った小さな部屋に宏平は居た。この不気味な部屋は、昔の昔、戦争時代の時の米軍の基地である。湿った部屋にライターの火を巡らせると、実銃入りの銃が生々しく部屋に掛けてある。
宏平は、適当に銃や手榴弾、近接武器など、様々なものを段ボールに詰めていく。ガチャリガチャリと詰め込む音だけが部屋にこだまする。
「これが終わってもまだ、続くのかな」
　独り言をこぼすと、その一言は淀んだ空気に吸い込まれるように消えた。

宏平じゃないか！そう自分の名前よ呼ぶ声の主は、カイジであった。カイジは顔いっぱいに笑顔を綻ばせ、宏平に歩み寄ってくると静かに表情を戻した。
「運んできて、くれたんだな」
　宏平は無言でうなずくと、カイジも黙ってうなずき返した。冬の冷たい風が宏平のほほを優しく撫ぜる。
カイジは段ボールの中から戦闘用アサルトライフルM4A1を取り出しながら言った。
雪だ。
白く透明で神秘的な冬の幻がユラユラと真冬の夜空を舞っていた。カイジは空を見上げ、また、優しく笑う。
「心配すんな、これで終わるさ」
そういいながらカイジはアサルトライフルを背に背負い、グルカナイフを二本、腰に差し込んだ。
ユラユラと漂っていた幻は、静かに、大地を白く染め上げ、鮮やかに夜空を照らした。 ]]>
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		<dc:date>2012-11-17T15:48:31+09:00</dc:date>
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		<title>契約</title>

		<description>古びたマンションやビルが並ぶ、この町に…</description>
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			<![CDATA[ 古びたマンションやビルが並ぶ、この町に一軒の古風の映画館が存在した。何年も手入れされていない映画館は廃れ、今は誰も入ろうとしない、現代の若者には未知の建物であった。
松之木は、その映画館の錆びついた扉を開き、中に入った。
中は思ったより広いが、埃が全体的にかかっており、元は赤らしいカーペットも埃で真っ白に染まっている。
一室に入ると、別の空間のようで、スクリーンの手前がライトアップされおり、そこに、不気味な仮面をかぶった男がたっていた。
「今日はこのような場所に呼び出してなんの用ですか？松之木さん」
　松之木は少しためらってから口を開いた。
「今、少し一中と二中の間でごたごたが起こっているのは、あなたも知っているだろ？」
「ええ、風のうわさでね。しかし貴方達一中もたちが悪いですね」
　松之木は言葉の続きを催促するように、というと？といった。
「つまり、数年前に結ばれた一中と二中の協定ですよ」
　協定？と不思議そうな顔がおかしかったのかジョーカーの仮面が微かに揺れた。
「お互い、攻撃しあうのはやめ、協力しあうという協定が行われました。よって、あなたがたはこの協定を破ったことになります」
「ちょっと待ってくれ、協定を破った？協定なんて話俺自身しらない」
「それは単なるあなたが無知なだけです」
　ジョーカーは一息あけて、とにかくと続けた。
「あなた達は、私たち２中になにをされても文句を言えない立場になったわけです」　
　松之木の額にゆっくりと冷や汗が伝った。 ]]>
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		<dc:date>2012-11-08T17:30:33+09:00</dc:date>
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	<item rdf:about="https://matsusama.novel.wox.cc/entry59.html">
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		<title>困惑</title>

		<description>廃れた校舎に、古びた外装の第二中学校の…</description>
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			<![CDATA[ 廃れた校舎に、古びた外装の第二中学校の一室には手芸部という形だけの部がある。その中ではハッキング行為やドラッグ、詐欺などで名高い中学生が集まる部活であった。
「おい、なんか新しい更新あるぞ」
　パソコンを弄りながら椅子を軋ませ、廻りに知らせたのは、2年、通称ナイト。
「なになに？」
「ちょっとキングとクイーンこれ見て」
　キングと呼ばれる人物は大柄、身長１９０ｃｍほどある2年である。一方、クイーンとは、こちらも2年、魅惑のボディラインと美貌をもった女だ。
「ちょっとオイタした糞餓鬼が暴れてるみたいね」
　ナイトは小さく笑うとノートパソコンになにやら打ち込み始めた。カタカタと部室に響き渡る。
「面白いことが始まるな」
「あ、ジョーカー。居たのか」
　ジョーカーと呼ばれる２年はいつも大きな椅子に座り、不気味な仮面をつけている。部員である三人もまったく顔を知らない。
「そいつは、ただものじゃないぞ」
　ジョーカーが微かに笑う。
「俺にハッキングで勝とうなんてなに考えてんだかこの馬鹿」
　コツコツと画面を指先でたたきながらナイトはつぶやいた。 ]]>
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		<dc:date>2012-11-06T17:10:18+09:00</dc:date>
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		<title>天才</title>

		<description>カイジは何も言わずにパソコンの席につく…</description>
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			<![CDATA[ カイジは何も言わずにパソコンの席につくと、自分の懐から年期の入ったmicroSDを取り出し、そのまま差し込んだ。ブーッとパソコンがうなりSDを読み込む。
「まず、この森　柊のデータを消さずに教育委員会さんには泳いでもらう」
　そういうと、分けのわからない文字をパソコンに打ち込み始めた。
「そして、この森　柊の中身のデーターをすべて消して、書き換える、ほかの中学の名前を使おう．．．。」
　そういうと、カイジは中学校の名簿を取り出し、第２中学校を指差した。
「こいつは第二中学校を卒業するはずだった人物にしたてあげる」
　周りが唖然とするのを余所眼に、カイジは黙々と文字を打ち込む。
「まぁ、ここの中学も治安が悪いから、いいことが起こるとか限らないけどな」
　カイジが呟くと、遼がそれってと問うた。
「つまり、向こうにも俺みたいなやつがいないとも限らないしさ、俺のこと特定して一中にも仕掛けてくるんじゃないかなぁってね」
　カイジが薄く笑うと、周囲はさらに唖然となった。
「じゃぁ、二中のことを別に使わなくても、いいんじゃないか？」
「二中っていうこだわりは別にないんだけど、ほかの中学を使うのは、教育委員会をさらに惑わせるためなんだ」
　そこまで言うと、遼は黙ってうなずいた。話の内容がようやくつかめたようだ。
「それじゃぁ、作戦実行．．．」
 ]]>
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		<dc:date>2012-11-06T17:01:13+09:00</dc:date>
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		<title>微笑</title>

		<description>「佐藤君、これはいったいどういうことか…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ 「佐藤君、これはいったいどういうことかね？」
「これ・・・と言いますと？」
　元木は黙ってパソコンに液晶を指差した。指の先を見ると、生徒虐殺事件の被害者名簿があった。
「これがどうかしましたか？」
「そうじゃない」
　よく見ると、元木は森　柊という名前を指差していた。詳細情報は、生存していることが書かれている。
「おかしくないかね？」
「ええ、確かに、調査によると生存者に森　柊なんていませんでしたし、これは・・・」
「君の仕事が増えたようだね」
　元木は不快な笑い声を上げながら校長室をあとにした。

「よし、釣れたっぽいな、それじゃぁあとは、教師は恐らく電話で逆探知をかけるだろうから、俺らは電話を待つ」
「でも電話番号は誰のを・・・」
「安心しろ、俺がもう架空の電話番号を作っておいた、ついでに逆探知を行った場合この学校が探知されるだけだから大丈夫だ、そして俺らはありもしない情報を流す、それを信じ込んだ教師側は必ず隠蔽しにやってくるだろう。」

―――そんなことする必要・・・なくね？
 ]]>
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